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中国、塩池湾自然保護区で繁殖するオグロヅル(Grus nigricollis)の秋の渡りのルートと中継地。

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Zi-Jian, W.、Yu-Min, G.、Zhi-Gang, D.、Yong-Jun, S.、Ju-Cai, Y.、Sheng, N.、Feng-Qin, Y.著

中国、塩池湾自然保護区で繁殖するオグロヅル(Grus nigricollis)の秋の渡りのルートと中継地。

Zi-Jian, W.、Yu-Min, G.、Zhi-Gang, D.、Yong-Jun, S.、Ju-Cai, Y.、Sheng, N.、Feng-Qin, Y.著

ジャーナル:水鳥、43(1)、pp.94-100。

種(鳥類):オグロヅル(Grus nigricollis)

抽象的な:

2018年7月から11月にかけて、中国甘粛省塩池湾自然保護区で、GPS-GSM衛星送信機を用いて10羽のオグロヅル(Grus nigricollis)の若鳥を追跡し、渡りの経路と中継地を調査した。2018年11月の秋の渡りの終わりまでに、追跡中に25,000以上のGPS位置が取得された。渡りの経路、渡りの距離、中継地が決定され、各個体の中継行動圏が推定された。個体は2018年10月2日から25日の間に塩池湾を離れ、大宰潭、ゴルムド市、クマーレブ県、ザドイ県、ジドイ県、ナクチュ市を経由して渡った。2018年11月中旬、鳥は冬眠のため中国チベット自治区臨州県に到着した。全個体の渡りの経路は同じで、平均渡り距離は1,500±120 kmであった。大ツァイダム塩湖は重要な中継地であり、平均中継日は27.11 ± 8.43日、大ツァイダムにおけるオグロヅルの平均中継範囲は27.4 ± 6.92 km2であった。現地調査と衛星地図から、主な生息地は草原と湿地であることが判明した。

HQNG (11)

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https://doi.org/10.1675/063.043.0110